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  • オンラインでも“つながり”は感じられる

    画面の向こうのあなたと、同じ空気を感じたい。
    オンラインでも心は届く、そんなレッスンの日。

    レッスンが始まる前、
    「こんにちは〜!」という声が画面越しに広がります。
    それだけで、部屋の空気が少し明るくなる。

    遠くにいても、同じ時間に呼吸を合わせると、
    不思議と一体感が生まれます。
    オンラインでも“見守り合う安心感”があるのです。

    「今日はちょっと疲れ気味です」と言う方もいれば、
    「昨日のストレッチで肩こりが軽くなりました」と笑う方も。
    そのやり取りに、いつも励まされています。

    画面の向こうにいる人も、
    確かに“ここにいる”──
    それがオンラインピラティスの魅力だと思います。

  • 姿勢を変えたら、見える景色も変わった

    姿勢を正した瞬間、心の中にも光が差し込む。
    ピラティスを通して見えてきた“心の姿勢”の話。

    気づくと、最近少し猫背気味になっていました。
    子どもの荷物、買い物袋、仕事…。
    つい前かがみになることが多く、肩に力が入っていました。

    久しぶりにゆっくりピラティスをすると、
    呼吸とともに胸が開いていく感覚がありました。
    その瞬間、体だけでなく、心にも空気が通ったような気がしたのです。

    姿勢を整えることは、
    「どう生きたいか」を体で表現することなのかもしれません。
    視線を上げるだけで、見える景色は変わります。
    それは、人生の見方にもつながっている気がします。

  • 夜のストレッチで、一日の感情をほどく

    夜、家が静かになったら自分の時間。
    ストレッチで、体も心も優しく整えるひととき。

    夜、子どもたちが寝静まった後、
    リビングの灯りを少し落として、静かにストレッチをします。
    体を伸ばすたびに、「今日も頑張ったね」と自分に声をかけるような気持ち。

    一日の中で感じた喜びや、少しの苛立ちや、疲れ。
    全部、体に記憶されているから、
    ゆっくり呼吸をしながら、その感情をほどいていく。

    寝る前のこの時間があるだけで、
    次の日の朝が少し優しくなる。
    ストレッチは、体だけでなく心を整える“夜の祈り”のような時間です。

  • 7人の夕食時間に学ぶ“調和”というレッスン

    家族7人の夕食は、毎晩ちょっとしたオーケストラ。
    その中に見つけた「調和」という生き方のヒント。

    夕方、台所はまるでコンサートのリハーサルのよう。
    鍋の音、子どもの声、笑い声、そして「ママ、これどこ?」の声。
    この騒がしさの中にも、ちゃんとリズムがあります。

    7人それぞれ違う個性を持ちながら、
    一緒に食卓を囲む時間は“調和”のレッスン。
    全員が同じテンポでなくてもいい。
    誰かが急ぎ、誰かが遅れても、全体として温かいハーモニーが流れている。

    ピラティスでもそう。
    呼吸と動きが噛み合うと、体が一気に心地よくなる。
    家庭もまた、そんな呼吸でできているのかもしれません。

  • コンテンポラリーの動きは、心の景色を映す鏡

    踊ることは、生きること。
    コンテンポラリーダンスを通して感じた、心と身体の関係。

    コンテンポラリーダンスをしていると、自分の心が動きに出る瞬間があります。
    嬉しい時は軽く、悲しい時は重く。
    体が心を隠さずに語ってしまうのです。

    昔は「うまく踊らなきゃ」と思っていたけれど、
    今は「その時の私でいい」と思えるようになりました。
    それが本当の表現であり、生き方にもつながっている気がします。

    動きの中で、自分の中にある“本音”を見つける。
    それは時に苦しくても、確実に心を自由にしてくれる。
    踊ることは、生きることそのもの。
    今日もマットの上で、心と体がひとつになる時間を味わいます。

  • 青森の空気を吸い込みながら、身体が教えてくれること

    自然の中で動くと、体が教えてくれることがある。
    青森の秋風の中で感じた、心と体の対話。

    外に出ると、ひんやりとした空気が肌を包みます。
    青森の秋は短く、でもとても深い。
    その空気を吸うだけで、体の奥まで目が覚めるようです。

    歩いていると、足裏から地面の冷たさが伝わり、
    自然と姿勢が伸びて、呼吸が深くなります。
    ピラティスで大切にしている「重力との調和」って、
    実は自然の中に答えがあるのかもしれません。

    体はいつも、何かを教えてくれます。
    「冷たいね」「気持ちいいね」「少し疲れたね」──
    それを感じる力を育てていくことが、健康への第一歩。
    今日も青森の風に教えられながら、生きる感覚を磨いています。

  • オンラインピラティスで出会う、画面越しの温もり

    オンラインでも伝わるものがある。
    画面の向こうに感じる、人の温かさとつながりの話。

    オンラインでレッスンをしていると、画面の向こうにそれぞれの生活が見えます。
    キッチンの一角で動く人、リビングで子どもが横で遊んでいる人。
    スタジオのような完璧な空間ではないけれど、そこには“生活のリアル”があります。

    ある日、小さな子がママの横で真似をして動いていました。
    その姿を見て、胸がじんと温かくなったのを覚えています。


    画面越しでも伝わるのは、「一生懸命さ」と「優しさ」。
    そして、それを見守る空気。

    オンラインでも、心のつながりはリアル。
    私はこの距離感が、今の時代の“新しいレッスン”だと思っています。

  • 子どもたちの靴を並べながら思う、“バランス”って何だろう

    玄関に並ぶ靴の数だけ、学びがある。
    子育てとピラティスの共通点、「バランス」について感じたこと。

    朝、玄関にずらりと並ぶ7人分の靴。


    大きいのも、小さいのも、どれも毎日の暮らしの証です。
    靴を揃えながらふと、「バランス」って何だろうと考えました。

    ピラティスでは体幹のバランスを整えますが、
    子育ても、仕事も、人との関係も、どこか似ている気がします。
    どちらかに傾くと、どこかが少し揺れる。


    でもその揺れを感じ取れる感性こそが、私たちの“軸”を育てるのだと思うのです。

    完璧に並んだ靴よりも、少し曲がっていても、みんなが元気に出かけていく方がいい。


    家族というチームも、そんな“柔らかいバランス”でいいんだと、今日も玄関で学びました。

  • 風の音が聞こえる朝、ヨガで静けさを

    朝の静けさの中、風の音とともに始まる私の時間。
    ヨガを通して“自分に戻る”瞬間を大切にしています。

    風の音が聞こえる朝、ヨガで静けさを取り戻す

    朝、まだ家が静かな時間。
    窓の外から、木々を揺らす風の音が聞こえてきます。青森の秋は空気が澄んでいて、呼吸をするだけで心が整っていくようです。

    マットを敷いて座り、背筋をすっと伸ばす。
    ただ息を吸って、吐いて、それだけの時間。
    でも不思議と、体の奥にある小さな緊張がほどけていきます。

    ヨガをしていると、自分の中にある「静けさ」に出会える瞬間があります。


    子どもたちが起きる前のこの時間は、私にとって一日の支度。
    忙しい日常を整えるのは、特別なことではなく、“自分に戻る数分”なのだと感じます。

    動きも呼吸も、無理をせず自然に。
    その優しさが、結局いちばん長く続く健康法なのかもしれません。