カテゴリー: ピラティス

  • オンラインでも“つながり”は感じられる

    画面の向こうのあなたと、同じ空気を感じたい。
    オンラインでも心は届く、そんなレッスンの日。

    レッスンが始まる前、
    「こんにちは〜!」という声が画面越しに広がります。
    それだけで、部屋の空気が少し明るくなる。

    遠くにいても、同じ時間に呼吸を合わせると、
    不思議と一体感が生まれます。
    オンラインでも“見守り合う安心感”があるのです。

    「今日はちょっと疲れ気味です」と言う方もいれば、
    「昨日のストレッチで肩こりが軽くなりました」と笑う方も。
    そのやり取りに、いつも励まされています。

    画面の向こうにいる人も、
    確かに“ここにいる”──
    それがオンラインピラティスの魅力だと思います。

  • 姿勢を変えたら、見える景色も変わった

    姿勢を正した瞬間、心の中にも光が差し込む。
    ピラティスを通して見えてきた“心の姿勢”の話。

    気づくと、最近少し猫背気味になっていました。
    子どもの荷物、買い物袋、仕事…。
    つい前かがみになることが多く、肩に力が入っていました。

    久しぶりにゆっくりピラティスをすると、
    呼吸とともに胸が開いていく感覚がありました。
    その瞬間、体だけでなく、心にも空気が通ったような気がしたのです。

    姿勢を整えることは、
    「どう生きたいか」を体で表現することなのかもしれません。
    視線を上げるだけで、見える景色は変わります。
    それは、人生の見方にもつながっている気がします。

  • 青森の空気を吸い込みながら、身体が教えてくれること

    自然の中で動くと、体が教えてくれることがある。
    青森の秋風の中で感じた、心と体の対話。

    外に出ると、ひんやりとした空気が肌を包みます。
    青森の秋は短く、でもとても深い。
    その空気を吸うだけで、体の奥まで目が覚めるようです。

    歩いていると、足裏から地面の冷たさが伝わり、
    自然と姿勢が伸びて、呼吸が深くなります。
    ピラティスで大切にしている「重力との調和」って、
    実は自然の中に答えがあるのかもしれません。

    体はいつも、何かを教えてくれます。
    「冷たいね」「気持ちいいね」「少し疲れたね」──
    それを感じる力を育てていくことが、健康への第一歩。
    今日も青森の風に教えられながら、生きる感覚を磨いています。

  • オンラインピラティスで出会う、画面越しの温もり

    オンラインでも伝わるものがある。
    画面の向こうに感じる、人の温かさとつながりの話。

    オンラインでレッスンをしていると、画面の向こうにそれぞれの生活が見えます。
    キッチンの一角で動く人、リビングで子どもが横で遊んでいる人。
    スタジオのような完璧な空間ではないけれど、そこには“生活のリアル”があります。

    ある日、小さな子がママの横で真似をして動いていました。
    その姿を見て、胸がじんと温かくなったのを覚えています。


    画面越しでも伝わるのは、「一生懸命さ」と「優しさ」。
    そして、それを見守る空気。

    オンラインでも、心のつながりはリアル。
    私はこの距離感が、今の時代の“新しいレッスン”だと思っています。

  • 子どもたちの靴を並べながら思う、“バランス”って何だろう

    玄関に並ぶ靴の数だけ、学びがある。
    子育てとピラティスの共通点、「バランス」について感じたこと。

    朝、玄関にずらりと並ぶ7人分の靴。


    大きいのも、小さいのも、どれも毎日の暮らしの証です。
    靴を揃えながらふと、「バランス」って何だろうと考えました。

    ピラティスでは体幹のバランスを整えますが、
    子育ても、仕事も、人との関係も、どこか似ている気がします。
    どちらかに傾くと、どこかが少し揺れる。


    でもその揺れを感じ取れる感性こそが、私たちの“軸”を育てるのだと思うのです。

    完璧に並んだ靴よりも、少し曲がっていても、みんなが元気に出かけていく方がいい。


    家族というチームも、そんな“柔らかいバランス”でいいんだと、今日も玄関で学びました。