ブログ

  • オンラインピラティスで出会う、画面越しの温もり

    オンラインでも伝わるものがある。
    画面の向こうに感じる、人の温かさとつながりの話。

    オンラインでレッスンをしていると、画面の向こうにそれぞれの生活が見えます。
    キッチンの一角で動く人、リビングで子どもが横で遊んでいる人。
    スタジオのような完璧な空間ではないけれど、そこには“生活のリアル”があります。

    ある日、小さな子がママの横で真似をして動いていました。
    その姿を見て、胸がじんと温かくなったのを覚えています。


    画面越しでも伝わるのは、「一生懸命さ」と「優しさ」。
    そして、それを見守る空気。

    オンラインでも、心のつながりはリアル。
    私はこの距離感が、今の時代の“新しいレッスン”だと思っています。

  • 子どもたちの靴を並べながら思う、“バランス”って何だろう

    玄関に並ぶ靴の数だけ、学びがある。
    子育てとピラティスの共通点、「バランス」について感じたこと。

    朝、玄関にずらりと並ぶ7人分の靴。


    大きいのも、小さいのも、どれも毎日の暮らしの証です。
    靴を揃えながらふと、「バランス」って何だろうと考えました。

    ピラティスでは体幹のバランスを整えますが、
    子育ても、仕事も、人との関係も、どこか似ている気がします。
    どちらかに傾くと、どこかが少し揺れる。


    でもその揺れを感じ取れる感性こそが、私たちの“軸”を育てるのだと思うのです。

    完璧に並んだ靴よりも、少し曲がっていても、みんなが元気に出かけていく方がいい。


    家族というチームも、そんな“柔らかいバランス”でいいんだと、今日も玄関で学びました。

  • 風の音が聞こえる朝、ヨガで静けさを

    朝の静けさの中、風の音とともに始まる私の時間。
    ヨガを通して“自分に戻る”瞬間を大切にしています。

    風の音が聞こえる朝、ヨガで静けさを取り戻す

    朝、まだ家が静かな時間。
    窓の外から、木々を揺らす風の音が聞こえてきます。青森の秋は空気が澄んでいて、呼吸をするだけで心が整っていくようです。

    マットを敷いて座り、背筋をすっと伸ばす。
    ただ息を吸って、吐いて、それだけの時間。
    でも不思議と、体の奥にある小さな緊張がほどけていきます。

    ヨガをしていると、自分の中にある「静けさ」に出会える瞬間があります。


    子どもたちが起きる前のこの時間は、私にとって一日の支度。
    忙しい日常を整えるのは、特別なことではなく、“自分に戻る数分”なのだと感じます。

    動きも呼吸も、無理をせず自然に。
    その優しさが、結局いちばん長く続く健康法なのかもしれません。